膝の関節がまっすぐ伸びなくて、膝が痛くなったり、
膝が痛くて膝の関節が伸びないことがあったり
膝の痛みで悩まれている方も多いのではないでしょうか。
膝が伸びない事で起こる症状として、夜寝ている時にも痛みを感じやすくなったり
椅子からの立ち上がりで痛みが出たりなどお悩みが増えてしまいます。
膝が痛くて膝を伸ばした時に痛い場合は
どこに痛みがあるのかによっても原因が違います。
膝が痛くて、病院に受診しても
整形外科の先生が診るのはレントゲンやMRIから読み取れる
骨の変形や、軟骨、半月板、靭帯の状態です。
反対に言えば、筋肉の状態はあまり詳しく見ないことが多いです。
骨や、半月板といった組織に異常があれば、異常がある組織を治療しなければなりませんが
異常がなくても膝に痛みがあり、膝が伸びなくなることもあります。
今回は整体師目線からの原因と対策について紹介したいと思います。
なぜ膝が伸びる必要があるのか?
膝がまっすぐ伸びていないと、そもそも関節が安定しません。
関節が安定していない状態で
歩行や、階段のような動作を行うと
関節に負荷がかかり、その負荷をそのままでいると次第に痛みに変わります。
なので、膝がまっすぐ伸びていることは
関節を安定させる為に必要なのです。
膝が伸びない原因①
変形性膝関節症の症状が進んでしまっている
加齢や、軟骨のすり減りによって、骨の形が変形していき、膝が伸びなくなる事があります。
簡単に説明するとO脚です。
変形が進んでいくと膝の裏や、膝の下に痛みを感じるようになり
その影響で伸びなく固まってしまいます。
膝が伸びない原因②
筋力不足
膝を伸ばす時に、力を入れれば膝が伸びるけれど力を抜くと膝が曲がる場合は
筋力不足が原因です。
特に、ももの前の内側の内側広筋という筋肉が弱っている事が多いです。
その場合はタオルを膝の下に置いて潰す筋力トレーニングをしていく事が必要です。
膝が伸びない原因③
筋肉の硬さ
膝を伸ばす時に膝の裏が痛いと場合は
ももの裏の筋肉やふくらはぎの筋肉が硬く縮こまっている事が考えられます。
筋肉に対するストレッチやほぐす事が必要になっていきます。
膝が伸びない原因④
姿勢が悪い
立っている姿勢で身体が丸くなる。猫背のような姿勢ですと骨盤が後傾と言って後ろに傾くのを補正するので膝が伸びなくなります。
整形外科へ行っても原因がない場合などでは
姿勢が悪くて膝が伸びない事も
多くあります。
この場合は膝をいくらアプローチしても
なかなか伸びません。
まとめ
膝が伸びない事で膝の関節にかかる負担は増大していきます。
膝の痛みを良くするには膝を伸ばす事は
とても大事です。
固まってからだと関節が伸びるのに時間を要するのでなるべく早めに伸ばすように行動する事が大事ですね!