膝の痛みを良くするために

この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク
close up of the hand of a woman on knee of another

さて、いきなり質問から始まりますが、膝の痛みを良くするために何が必要だと思いますか?

治療(ヒアルロン酸、再生医療、痛み止め、湿布)をすること

リハビリをすること

食事制限をしダイエットをすること

ジムでトレーニングすること

どれも大事なことです。

それよりも、大事なことがあります。それは。原因が何か?を知る事です。

当たり前の事かもしれませんが、これが一番大事です。

原因は半月板?

軟骨がすり減っている?

筋力が落ちている?

体重が重いから?

これらは、痛みの原因ではありません。

なぜなら、同じような方がいても、膝の痛みがある方もいれば、ない方もいます。

本当の原因を見つけることはとても難しいです。

今回は、少しでも膝の痛みを改善するきっかけになれればいいなと思い書いてみました。

スポンサーリンク

本当の原因を見つけるのが難しい理由

理由1 画像所見で痛みの原因を伝えるから

まず、膝が痛くなった場合は、整形外科に受診することをお勧めします。なぜなら、レントゲンまたはMRIで診断してくれるからです。

画像所見はとても大事で、

構造的な問題(骨の変形、半月板、靭帯が損傷していないのか)がないのかを判断できます。

特に、膝の痛みの出始めや、急性期の場合、スポーツや事故などで起こった場合に関しては原因が特定できます。

しかし、慢性的な膝の痛みの場合は構造的な部分だけが問題とは限りません。

もしかしたら、膝の動きが良くなくて起こっている痛みの可能性もあります。

ヒアルロン酸治療や、再生医療をしている方でもなかなか良くならない方は

もしかしたら、膝の動き(可動域、筋力、姿勢)も評価しないと原因がわからないこともあります。

整形外科では、膝の動きまではみてもらう事はあまりないと思うので、原因がわからないことが多いです。

理由2  膝だけが原因だと思っているから

膝が痛いので、膝が悪いと思ってしまいますが膝は足の一部、また全身の中の一部です。

例えば、腰も悪くて、腰からの神経症状によって膝の痛みを感じる事もありますし、

姿勢を維持するために膝が曲がってしまい、そのせいで膝に負担がかかり、結果的に痛みが出ている可能性もあります。

この場合は、膝が曲がる原因が腰であれば

いくら膝を治療しても原因は腰なので一向によくなりません

また、別の例では、足首が硬くて、膝が内側に捻じれやすくなる(ニーイン)ことで痛みが起こることもあります。特に階段昇降で起こりえます。

この場合は足首の機能をよくしないと膝の痛みはよくなりません。

慢性的な膝の痛みは、膝以外が原因で、痛みが起こっている場合も多々あります。

理由3 整体だけに行っているから

膝の痛みは骨盤が歪んでいるからです。

というセリフをもしかしたら言われたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

でももしかしたら本当は、半月板を痛めている可能性もあります。

いくら骨盤を整えていても半月板を痛めていた場合は、そこの原因を解決することが一番大事です。

整体では、膝の関節をしっかり評価はしていなく、身体全身をみて判断します。

なので、本当の痛みの原因を見逃している可能性もあります。

スポンサーリンク

本当の原因を知るために

本当の原因を知るには、まずは病院に行くことが大事です。

そこで、まずは構造的問題で起こっているものなのかを診断してもらうようにしましょう。

そのあと、治療やリハビリをしても改善しない場合は

今度は機能的問題(関節の可動域、筋力、姿勢)なのかを考える必要があります。

本当の原因を知るには、この2つを、しっかり評価をしないとわかりません。

なので膝の痛みを改善する近道は、原因が何なのか?を知る事が1番大事になります。

当院は、膝専門の整体院ですが、私は、医療機関での勤務と整体での勤務経験があるので

膝の構造的な問題なのか、機能的な問題なのか判断できます。

もし、当院にお越し頂いて、膝の構造的な問題があって施術が難しい場合は医療機関に紹介することもあります。

膝の痛みで悩まれている方が、一人でも助けられるようにアドバイスさせて頂ければと思います。

フォローお願いします

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました