歩くと膝の内側が痛くなることありませんか?
10分、15分ぐらい歩くと膝が痛くなることありませんか?
膝が曲がらなくて引きずって歩いてしまうことありませんか?
歩いているときに膝ががくっと抜ける事ありませんか?
歩くときに膝が痛くなってしまうと辛いですよね。
今回は歩くと膝が痛くなる原因と膝に負担がかかりやすい歩き方や
その対処方法について説明をしていきます。
目次
歩くと膝が痛くなる原因
歩くと膝が痛くなる原因には大きく3種類あります。
1つは、関節の問題によるもの。変形性膝関節症や半月板損傷。また靭帯損傷によるものです。
2つ目は、歩き方の問題です。本来の正しい歩き方をしていないことで膝に負担がかかり痛めてしまうものです。
3つ目は、靴の問題があります。
膝関節の問題
・変形性膝関節症
・半月板損傷
・靭帯損傷
変形性膝関節症
膝の関節の中にある膝のクッションの役割をしている軟骨が加齢とともにすり減ってしまうことにより
関節内に炎症が起こり腫れたり、痛みが出たり、徐々に膝が変形してしまう症状です。
歩く事で膝のクッションがないため、膝の内側に痛みを感じることが多いです。
半月板損傷
膝のクッションの役割を持つ半月板が損傷する事で
膝を曲げたり、伸ばしたり、膝を捻ったりする時に防御反応が働き
膝の関節の周辺の筋肉や腱、靭帯に過剰に負担がかかり膝が痛くなります。
靱帯損傷
歩いているときに膝が抜けるという症状がある場合、前十字靭帯損傷が疑われます。
歩き方の問題
歩き方には良い歩き方、悪い歩き方があります。膝に痛みが出る方は悪い歩き方になっている事が多いです。
ポイントをチェックしていきましょう。
【良い歩き方】
□姿勢が良い(頭からかかとを結んだ線が一直線)
□目線は前
□腕を振ります
□かかとから着地をしつま先で地面を蹴るようにします
【良くない歩き方】
□猫背(前かがみ)
□腰が反っている
□目線が前ではない
□歩幅が狭くなる
□腕を振っていない
歩行の種類
膝が痛くなる事で庇いながら歩く事で良くない歩き方をしている事がありま。
歩き方の種類についてもの説明と対処方法を紹介していきますので
気になる方は確認してみてください。
ラテラルスラスト
変形性膝関節症が進行し、O脚の方に見られる歩き方です。
歩行時の着地した時に膝が外に揺れる現象をラテラルスラストといいます。
膝に荷重がかかると内側に痛みが出るのを防御している反応です。
膝だけの問題ではなく、股関節や足関節にも問題があるので
そこの関節に対してアプローチをしていく必要もあります。
特に大腿部の外側の筋肉の柔軟性の低下が見られます。
トレンデレンブルグ歩行
片脚を地面に着地した時に反対側に骨盤が倒れる現象をトレンデレンブルグ歩行といいます。
これはお尻の横にある中殿筋の筋力低下によって起こる現象です。
デュシャンヌ歩行
トレンデレンブルグ歩行を起こすの防ぐために着地している脚の方に身体を傾けて膝への衝撃を防ぎながら歩く現象をデュシャンヌ歩行といいます。
この現象も中殿筋の筋力低下によって起こる現象です。
靴の問題
靴の問題も大事です。
同じ距離を歩くとしても運動靴とそうでない靴では膝にかかる負担が変わります。
ヒールや革靴、サンダルは耐久性に弱いので
長く歩いてしまうと疲労が蓄積し膝に痛みが出やすくなります。
また足の指の機能が低下してしまい、外反拇指にもなりやすくなります。
今すぐできる対処方法
ストレッチや筋力トレーニングをすることが大切です。
お勧めセルフストレッチ
中臀筋ストレッチ
座った方法
寝た方法
ハムストリングストレッチ
動画で解説
まとめ
歩いて膝の痛みが続く場合、正しい歩き方ができているのかを確認してみましょう。
そして、筋肉の柔軟性を高める為のストレッチと筋力トレーニングをしていきましょう。
それでも痛みが変わらなければ病院に受診する事もいいと思います。
膝の痛みが長引かないように少しでも役に立てれたら嬉しいです。
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