その症状肩こりですか?肩こり以外にも肩の症状があります!

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肩こりについては以前ブログで紹介をしました!そちらを参考にして頂ければと思います。

今回は肩こり以外の『肩の痛み』について説明をしたいと思います

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肩の痛みの種類

肩周辺の痛みにでも多くの症状があります。

  • 肩関節周囲炎
  • 腱板損傷・断裂
  • 胸郭出口症候群
  • 肩石灰化腱炎
  • 上腕二頭筋長頭腱炎

肩関節周囲炎

40代、50代になると突然肩を上げると痛くなったことありませんか?

日常生活での場面でいうと

髪の毛を洗うとき、洗濯物を干すとき、服を着替えるときに肩が痛くなる場面があると思います。

これを一般的には四十肩・五十肩と呼ばれる症状です。

原因に関しては明らかになっていませんが

肩関節周囲の筋肉、腱、靭帯、滑液包などの組織が加齢と共に炎症を引き起こすのが要因だと言われています。

症状は肩周辺の痛みと可動範囲が狭くなることです

肩関節周囲炎には周期があります

炎症期

きっかけがなく強い痛みが出ます

何もしなくても痛かったり、夜痛くて目が覚めることもあると時期です

拘縮期

痛みは徐々に落ち着いてきますが肩が上がりづらくなったり、動かすと痛みが出る時期です

回復期

痛みが和らぎ、可動範囲も広がります。

運動やマッサージをすることで改善が見られます。

この症状で悩まれている方からよく耳にする情報ですが突然痛くなったりすると聞きます。

そして改善するのに時間がかかります。

早い方で3か月~半年、長い方だと2年改善するのにかかったという例もあります。

急激には良くはなりませんが、時期に合わせてストレッチや運動をし肩関節、肩甲骨の周りの筋肉の質を高めていくことが改善に必要です。

腱板損傷・断裂

肩を横から上げた時に90度あたりから痛みが出て、あるところを超えると痛みがなくなる場合腱板損傷または断裂の疑いがあります。

腱板とは肩のインナーマッスルの筋肉で棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋の4つの筋肉を総称して腱板と言います。

肩関節は本来自由に動かすことが出来、非常に優秀な関節ですが、その代償として不安定な関節というデメリットもあり良く脱臼をしやすい関節にもなっています。

その為、脱臼をしない為や、肩関節を安定させる役割で腱板の筋肉があります。

腱板損傷も特にきっかけもなく起こることが多い症状です。

特に60代をすぎると知らずうちに断裂している事もありまた男性に多い症状だとも言われています。

改善策はインナーマッスルを鍛える運動や肩甲骨の柔軟性、背骨の柔軟性を上げることが重要です。

胸郭出口症候群

まず、胸郭出口とはどこかというと首から鎖骨部分の事をいいます。

35歳~55歳に多く症状が出ます。特に女性に多い症状です。

鎖骨下動脈うち1本が圧迫されると出る症状です。

日常生活では、手を上げる動作で起こりやすいと言われています。

例えば、電車やバスのつり革を持つ動作、洗濯物を干す動作の時に

腕にしびれやびりびり感、肩や肩甲骨に痛み、また指先が冷えるのが症状です

セルフチェックもできるので気になる方はやってみましょう

まず座った状態で腕を真横に上げます。

そしてその状態でグーパーを3分間繰り返します。

そこで、痛みや重だるさが出て出来なくなれば胸郭出口症候群の可能性が高いです。

改善策は肩甲骨周辺と、胸の筋肉の柔軟性を上げて神経を圧迫しない姿勢にすることが重要です。

肩石灰化腱炎

原因不明の症状で40~50代の女性に発症しやすいと言われています。

原因はなく、肩の激痛、睡眠がとれない、腕を動かすことができない、腕を後ろに回すことができないなどの症状があります

肩関節の腱板の周囲に石灰物が沈着することで、肩の関節を動かすときに痛みが出ます

肩関節周囲炎や、腱板損傷と似た症状です。

レントゲン撮影をし症状がわかります

治療は、炎症を抑える薬を服用したり、肩周辺の筋肉をほぐしていきます

上腕二頭筋長頭腱炎

上腕二頭筋とは、肘を曲げた時に「力こぶ」ができる筋肉です。

その筋肉の腱が炎症を起こす症状のことで肩関節の前側に痛みが出るのが特徴です。

主にボールを投げる動作や手を後ろに回す動作時に痛みが起こります。

状態が良くない方は夜寝ているときにも痛みが出るケースもあります。

間違った身体の使い方での代償で痛みが出ます。

肩甲骨、背骨、肩関節の柔軟性の低下が原因の一つでもあります

共通の原因

今回挙げた症状は加齢と共に起こりやすくきっかけもないケースがほとんどです

その中でも身体の共通点として

・肩甲骨の柔軟性の低下

・脊柱の柔軟性の低下

・猫背

この3つは今まで見てきた方に多い共通点です

今痛みがある方も、出ていない方も身体を正しく動かし、日頃からのメンテンナンスを意識することが大切です。

運動紹介

今回は肩甲骨と背骨のストレッチを紹介します

ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

肩甲骨のストレッチ

肩を上げて痛みがある方は、痛みがない範囲で取り組みましょう!

【猫背が気になる方】椅子に座ってできるストレッチ。タオルを使って肩甲骨を内側に意識して動かしましょう

背骨のストレッチ

背骨を動かすことです!

背中が硬いと思う方へ(キャット&ドッグ) 背骨が硬いと感じる方はやってみてください

まとめ

日常生活に支障が出るほどの痛みは辛いです。

日頃から動かせる関節は動かし、改善・予防をしていくことが大事ですね。

HP:肩こり・膝痛専門整体院

YouTube:肩膝専門整体チャンネル

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