慢性的な肩こりで悩まれていませんか?
肩まわりのマッサージ、ストレッチをしているのに
なかなか改善しなくて困っていませんか?
実は首の付け根が凝る、肩が凝る原因以外にも
呼吸が関係しているのです。
呼吸が浅いと、横隔膜の動きが悪くなり、肩周りの筋肉が緊張し肩こりがが起こります。
今回は肩こりと呼吸の関係性について紹介していきます。
肩こりと呼吸の原因は?
先程も述べたように、呼吸の浅さが原因になります。
呼吸が浅いと、横隔膜の動きが悪くなり
酸素を十分に取り込む事が難しくなります。
酸素を十分に取り込めないと
血中の酸素濃度が下がることで、筋肉が緊張し、血行循環が悪くなり
疲労物質が流れにくくなります。
また、横隔膜の動きが悪くなることで、腹式呼吸が難しくなり、胸式呼吸になり
肩周辺への負担がより増えていきます。
呼吸の浅さくなる事でもう一つ重要点があります。
呼吸が浅い=呼吸の回数が増えます。
呼吸は1日に約3万回行いますが
その3万回のほとんどが肩周辺への負担にもなります。
呼吸をチェックしてみましょう
呼吸には2種類あります。
胸式呼吸と腹式呼吸です。
さて、どちらなのかセルフチェックをしてみましょう。
【方法】
胸とお腹に手を当ててみましょう。
目をつぶり呼吸をしてみましょう。
その時に胸が多く動くか、お腹が多く動くかを確認しましょう。
胸が多く動く場合は胸式呼吸です。
お腹が多く動く場合は腹式呼吸です。
胸式呼吸
胸式呼吸は主に交感神経を高める呼吸方法です。
胸式呼吸の方の特徴は、息を吸ったときに肩のラインが上がり、息を吐くときに肩のラインが下がります。
この場合、肺の上の方でしか空気が入っていないです。
運動前や、頭をスッキリしたい場合に向いていますが
特にリラックスしているときは寝ているときに胸式呼吸になると
肩周辺の筋肉ばかり緊張してしまい、肩こりが起こります。
腹式呼吸
腹式呼吸は主に副交感神経を優位にし、リラックスする呼吸方法です。
横隔膜を動かす事により、全身の筋肉の緊張がほぐれ血行の流れが良くなります。
ポイントは、吸うより吐くことです。
腹式呼吸をしてみて肩こりが楽になる場合は、呼吸方法が原因になります。
腹式呼吸のやり方
方法
➀膝を立てた状態で、仰向けに寝ます
②手をお腹に置きます。
③鼻で息を吸いますが、この時にお腹を膨らませます。
④お腹に溜まった空気を10秒間かけて口で吐きます。
この時にお腹をへこませるようにしましょう
ポイントは、吸うより吐くことです。
最初は難しいですが、慣れてくると簡単にできるようになります。
まとめ
肩こりで悩まれている方で、日頃からメンテンナンスをしても改善しない方
呼吸にも注目してみましょう。
呼吸方法を意識する事で、肩こりも改善できます。
ぜひ、取り組んでみてはいかがでしょうか?