膝が痛い時、何をして対処しますか?
湿布を貼る
痛み止めを飲む
マッサージに行く
ストレッチ、筋トレをする
サポーターをする
どれも正解です!
正解ですが、それぞれの目的と効果を知らないともしかしたら誤った対処法かもしれません。
今回は膝が痛くなった時の対処法について説明をしていきます
急性期と慢性期
膝の痛みが急性期なのか慢性期なのかで処置方法が変わります
急性期とは
痛みが出て、3日以内の痛みの事をいいます。
特徴はとにかく痛みがあり、腫れたり、熱を持ったりします。場合によっては膝が腫れたり、熱を持つことが特長です。
この場合の処置としてRICE処置や内服薬が有効的です。
RICE処置
RICE処置とはそれぞれの頭文字をとった処置方法の事です
Rest(安静)→患部を安静にする事
膝を痛めたらまずは安静にすることが一番大事です。
Icing(アイシング)→患部を冷やす事
患部を氷水で冷やします。
方法は、ビニール袋に氷を入れ少し水を入れて痛い所を冷やします。
冷やす時間は、15分程を目安に感覚がなくなるまで行います。
冷やすことで毛細血管が収縮し腫れや痛みを抑えてくれます。
ただし冷やしすぎると凍傷のリスクもあるので注意しましょう。
Compression(圧迫)→患部を圧迫する事
患部に包帯などを巻き圧迫し腫れを最小限にします。
強く巻くと血流が悪くなるので注意しましょう。
Elevation(挙上)→患部を心臓よりも高く上げる事
血液が心臓に向かって流れるので腫れを防ぐことができます。
内服薬・処置
膝の痛みが一過性の場合は痛み止めを飲み、痛みの改善が期待できます。
ですが対処法ですので飲んでも効かない場合は病院に行きましょう。
病院に行くと、主な治療はヒアルロン酸注射が一般的です。
慢性期とは
痛みが3か月以上続いている場合の事をいいます。
慢性期になると痛みが強くなるより、常に一定状態の事が多いです。
その場合は、内服薬やヒアルロン酸などの処置もありますが、筋肉に対してのケアが必要になります。
ストレッチ・マッサージ
痛みにより、硬くなってしまった筋肉をほぐし血行の流れが良くすることで
痛みが緩和されていきます。
筋力トレーニング
筋肉を鍛えることで関節にかかる負担を軽減します
主に大腿四頭筋の筋力を付けることが大事になります。
サポーター
膝の痛みで不安な時はサポーターを使うと膝への負担を減らすことが出来ます。
サポーターの役割は大きく2つです。
・関節の保護
・膝の負担の軽減
・安心感
サポーターには様々な種類がありますので
膝の痛みにあったサポーターを使いましょう。
まとめ
膝の状態により、対処法が変わります。
目的と効果を知ることで、膝の痛みの対策が出来ますので
参考にして頂ければと思います。
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