膝の痛みがある方で運動したら逆に痛みがひどくなってしまった事はないでしょうか。
膝の痛みがあると、まずは運動して筋肉をつけましょうと言われると思います。
運動をして膝の痛みが改善される場合もあります。
ですが、問題は膝の痛みが悪化してしまう場合です。
運動を行うことはとても大切なことです。
今回は運動を行うことでの効果や注意点の話をしていきます。
運動を行う効果
一番は、痛みの改善です。
どうして痛みが改善するかを説明していきます。
まず痛みの出るメカニズムは
痛み→動きたくない・動かさない→交感神経の緊張・運動神経の興奮→血管収縮・筋肉の緊張→血行不良→痛みの物質の発生→痛み
このような負のサイクルを起こします。
運動をすることで、負のサイクルを解消し血行を良くし痛みの物質の発生を抑制します。
しかし、運動を行うことでの注意点があります。
運動での3つのポイント
膝に痛みがない範囲での運動
正しいフォームでの運動
正しい負荷での運動
膝に痛みがない範囲での運動
運動中に膝が痛くなる場合はよくありません。
その場合は、オーバーワークが考えられます。
時間の問題、または強度の問題があります。
30分運動して痛い場合はまずは時間を減らしましょう。
初めから長い時間ではなく、徐々に運動時間を伸ばしていきましょう。
正しいフォームでの運動
運動をする時は正しいフォームで運動をすることが重要です。
膝を鍛える運動で一番多いのがスクワットです。
スクワットは大腿四頭筋を鍛える運動という意味ではお勧めです。
しかし、フォームが大事です。
膝の向きや、膝の位置。ここを注意しないと、膝に負担がかかり痛みが強くなる可能性があります。
スクワット以外でも運動を行う際は正しいフォームを心がけて膝に痛みが出ないように行いましょう。
正しい負荷での運動
膝を鍛えようとして、重りを使ったり、走ったりなど。
負荷の高い運動を行うと痛みを悪化させる可能性があります。
重りも重いの使用したら筋肉がつくのではなく
適切な負荷で運動することが大切です。
また膝に体重がかからないプールや、自転車などの運動もいいと思います。
まとめ
膝の痛みの改善には運動は重要です。
しかし、方法を間違えると悪化させてしまう可能性があります。
しっかり注意点を意識し正しく運動をしていきましょう。