膝の可動域って意識しますか?

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膝の関節は基本的に曲げる動きと、伸ばす動きがあります。
膝に痛みがあると、この曲げる、伸ばすという動きがしにくくなります。

さて、質問になりますが

いつから動きが悪くなりましたか?

おそらくですが、

たいていの方が気がついたらとこうなりましたと答える事が多いと思います。

膝の関節が動かない期間が長ければ長いほど拘縮が起こり改善スピードは遅くなっていきます。

怪我や、手術をしない限り、いきなり動きが悪くなることはありません。

日々の負荷が徐々にかかり動きが制限されていきます。

関節に制限がかかった状態で日常生活の動作を続けると

少しづつ痛みが蓄積されていき、結果的に軟骨がすり減り、半月板を損傷し

変形性膝関節症という症状にもなっていきます。

もし、変形性膝関節症という診断がでていても、今現在、膝に痛みがある方も膝の関節の動きが良くなれば、関節にかかる負担は減り痛みも軽減できます。

まずは、膝の関節の可動域が正常かどうか、また動かない原因が何が問題なのか

知ることが一番大事になりますので気になる方は参考にして頂ければと思います。

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膝の関節可動域とは

膝の関節可動域は膝を曲げる動きを屈曲。伸ばす動きを伸展といいます。

正常の角度は屈曲150度。伸展0度です。

屈曲は、かかとがお尻につく角度がおよそ150度の角度です。

正座が出来ないという方は、膝を曲げた時にかかとがお尻につかない方が多いです。

伸展の角度は、足をまっすぐ伸ばした時に、膝の裏が床もしくはベッドについている状態です。

もしくっつかずに浮いてしまう方はマイナス(‐)という表現をします。

膝の屈曲角度

膝の屈曲角度は、動作に関係します。

歩くとき、階段昇降、自転車をこぐ、しゃがみ込む、正座などには当たり前ですが膝の屈曲角度が必要です。

だいたいの目安の角度がありますが、その角度に達していない場合は無理やり膝を動かす事になりますので痛みを引き起こします。

歩行 約60度

階段上り約80度~100度

階段下り 100度~120度 ※家の階段の段差だと135度ぐらいは必要です。

正座150度

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膝の伸展角度

膝の伸展角度は関節の安定性として必要です。

関節を安定させるためには筋力が必要です。

大腿四頭筋というももの前にある筋肉は、膝がまっすぐ伸びることで筋力が発揮し関節の安定性を高めます。

膝が伸びないと関節が不安定になり、ぐらついたりし関節への負荷を増加させてしまいます。

まっすぐ伸びるようにしていく必要があります。

膝の可動域を増やすためにはどうしたらいいのか

膝の可動域を増やすには、まず原因を知ることが必要です。

変形性膝関節症ともし診断されている方も、変形は事実でも原因ではありません。

膝の可動域には様々な因子があります。

筋肉、腱、靭帯の柔軟性

半月板の可動性

膝周囲の軟部組織の癒着の問題

筋力の問題

骨性の問題

炎症による問題

なにが原因なのか、ここを間違えてしまうと、症状はより悪化してしまいます。

可動域が今よりもよくなるだけで、膝にかかる負担は減っていきます。

最後になりますが当院は、膝の痛みに特化した整体院です。

膝痛でお困りの方はぜひ一度原因を知りにいらしてください。

家でできる運動や、ストレッチなどお伝えできればと思います。

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