膝は鍛えたら良くなるのか?

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こんにちは!

横浜ひざ整体院の佐々木です。

「膝の痛みがあるなら、筋トレをしましょう!」

この言葉を一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際、膝の痛みに対して筋力をつけることはとても大切です。しかし、「筋肉さえ鍛えれば良くなる」という考え方には少し注意が必要です。

今回は、膝を良くしていくための順番についてお話しします。

筋トレだけでは改善しないこともある

例えば、膝が腫れて熱を持っている状態でスクワットを頑張ったらどうなるでしょうか。

痛みが強くなったり、炎症が悪化したりすることがあります。

また、膝が最後まで伸びない、十分に曲がらない状態で筋トレをすると、間違った動きが身についてしまい、膝以外の股関節や腰にまで負担がかかることがあります。

「鍛えること」は大切ですが、その前の準備ができているかがもっとも重要なのです。

まずは炎症や腫れを落ち着かせる

膝に炎症や腫れがあると、体は無意識に筋肉をうまく使えなくなります。

これは体が膝を守ろうとする自然な反応です。

その状態で頑張って筋トレをしても、本来使いたい筋肉ではなく、他の筋肉で代償してしまうことが少なくありません。

まずは膝の状態を落ち着かせることが最優先です。

次に膝がしっかり動く状態を作る

その次に大切なのが、膝の動きです。

・しっかり伸びる

・しっかり曲がる

この2つができて初めて、正しい歩き方や立ち座りができるようになります。

さらに重要なのが、お皿(膝蓋骨)の動きです。

膝のお皿は、膝を曲げ伸ばしするたびに上下へ滑るように動いています。

この動きが悪くなると、曲げ伸ばしがしにくくなったり、違和感や痛みの原因になることがあります。

そのため、膝関節だけではなく、お皿の動きまで確認することがとても重要です。

その後に筋力をつける

炎症が落ち着き、膝がしっかり動くようになってから、いよいよ筋力トレーニングです。

ここで鍛える目的は、膝に負担をかけることではありません。

太ももの筋肉、お尻の筋肉、ふくらはぎ、体幹などがバランスよく働くことで、歩行や階段の昇り降りが安定してきます。

筋肉は膝を支えるサポーターのような役割を果たしてくれます。

最終的な目標は「安定性」

筋肉がついても、日常生活でうまく使えなければ意味がありません。

歩くたびに膝がぐらついたり、階段で不安定になったりすれば、再び膝へ負担がかかってしまいます。

だからこそ最後に必要なのが「安定性」です。

片足立ちができる。

歩いても膝がぶれない。

方向転換をしても不安がない。

こうした動きができるようになることで、膝への負担は大きく減っていきます。

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膝を良くする私が考える順番

私は普段の施術でも、この順番を大切にしています。

① 炎症や腫れを落ち着かせる

② 膝のお皿や関節の動きを改善する

③ 曲げる・伸ばす動きを取り戻す

④ 筋力をつける

⑤ 日常生活で安定して使えるようにする

この順番を無視して筋トレだけ頑張ってしまうと、思うような改善につながらないこともあります。

まとめ

「膝は鍛えれば良くなる。」

これは半分正解で、半分は間違いです。

鍛えることはとても大切ですが、その前に膝が鍛えられる状態になっているかを確認することがもっと重要です。

膝の状態に合わせて、正しい順番で身体を整えていくことで、筋トレの効果も最大限に発揮されます。

もし「筋トレを頑張っているのに変わらない」「痛みがなかなか改善しない」と感じている方は、一度『鍛える前の準備』ができているかを見直してみてください。

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