50代以上の方!膝を曲げると痛いことありませんか?要因と対策について説明します

この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

膝を曲げると痛いことや膝の上が突っ張って曲げられないことはありませんか?

例えば、正座をしたり、しゃがこむ姿勢や階段を上るときや下るとき

椅子に座るときなど

日常生活の中では、膝を曲げる動作がたくさんあります。

膝を曲げる時の痛みが出る部位によって、原因や対策は変わってきますので

今回は怪我や事故ではなく、いつのまにか膝を曲げて痛くなってしまった場合の考えられる要因や対策を説明をしたいと思います。

スポンサーリンク

膝の内側または膝蓋骨(お皿)の上に痛みや違和感がある場合

変形性膝関節症による炎症や腫脹が関連していることがあります。

年齢が50代以上の方が、膝を曲げたときに内側が痛い場合は変形性膝関節症の可能性があります。

変形性膝関節症とは、加齢に伴い軟骨がすり減っていき関節が徐々に変形していく疾患です。

重度になっていくと、軟骨がなくなり骨同士がぶつかり骨棘と呼ばれるものができてしまい

その為、膝を曲げる関節の滑りが悪くなってしまい痛みを引き起こしてしまいます。

また同時に、炎症による腫脹が起こり、膝を曲げる時に膝蓋骨(お皿)の上がつっぱるような症状も出ることがあります。

炎症によって膝に水が溜まってしまうと皮膚が突っ張ってしまう為、曲げにくくなります。

この場合は、まずは炎症を抑えることが大事です。

自宅でできる対策は、アイシングです。

アイシングを行うことで、炎症や痛みの緩和もできますので

膝が熱くて、腫れている感覚がある場合は積極的にアイシングを行いましょう。

膝が腫れている、また膝関節の変形に関しては、ご自身では判断は難しいので一度整形外科に行くことをお勧めします。

膝を曲げたときに膝の内側や膝の内側の裏側に痛みがある場合

半月板損傷による影響の可能性があります

半月板損傷は、スポーツによる怪我のイメージがあると思いますが

半月板も加齢に伴い、気づかないうちに損傷していることもあります。

半月板を痛めてしまった場合の症状に多いのが、膝関節のこわばりによって曲げにくくなることです。

また、深く曲げると膝の裏側が痛くなることもあります。

こわばりがなく、膝裏が痛い場合は膝の裏の筋肉の硬さが要因のこともありますが

膝の関節のこわばりと膝の裏の痛みがある場合は整形外科に受診することをお勧めします。

自宅でできる対策としては

膝の裏にテニスボールを挟み、ゆっくり膝を曲げていくと痛みがなく曲げやすくなると思います。

ボールが当たって痛い場合は筋肉が硬くなっているためです。

ボールを使っても膝の内側が痛い場合は中止しましょう。

膝の動きが硬い方!おすすめの運動ヒールスライド

膝を曲げたときに膝の外側や、下側に痛みがある場合

膝の炎症や、腫れがなく、こわばりもない場合は筋肉の硬さが要因のこともあります。

特に3つの筋肉の可能性があります

大腿四頭筋の柔軟性低下

大腿四頭筋が膝を伸ばす筋肉なので、硬くなると膝が曲がりにくくなります。

膝を曲げたときにかかとがお尻に着くことができない場合は大腿四頭筋が硬くなっています。

この場合は大腿四頭筋のストレッチをしていくといいです

腓腹筋・膝窩筋の柔軟性低下

腓腹筋や膝窩筋は、膝の裏側にある筋肉です。

膝が痛い方は上記の筋肉が硬くなっている事が多いです。

簡単にできるストレッチとしてタオルを使った方法があります。

膝の痛みで硬くなる筋肉の伸ばし方(ハムストリングス)

腸脛靭帯の柔軟性低下

腸脛靭帯はももの外側の筋肉です。

ももの外側が硬い状態で、膝を曲げると膝の外側が痛くなることもあります。

この場合の対策としては

ももの外側の筋肉をほぐしたり、ストレッチをしていきましょう。

テニスボールを使ってほぐすことができます。(詳細はこちら

まとめ

50代以上になると、今までになかった痛みが出てくることをよく耳にします。

痛みが出て放置してしまうと慢性痛になってしまうので、痛みが出たら

早めに改善していくために痛みの要因を知ることと対策が大事になっていきます。

フォローお願いします

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました