膝の痛みがある方はほとんどの方が筋トレをした方がいいですか?と聞いてきます。
整形外科や治療院でリハビリを受けている方も
筋トレをして筋力つけましょうと言われました。という話をよく聞きます。
果たして、筋トレをすると膝の痛みは良くなるのでしょうか?
今回、整体師目線での個人的な意見を書きたいと思います。
筋トレをして膝の痛みがよくなりました!
筋トレをしても膝の痛みが変わりません。
筋トレをする事で得られる効果はこの2つが主な結果が考えられます。
なぜ、よくなったのか、なぜ変わらないのか。
良く考えてみると
筋トレをするという事は、関節を動かすことです。
関節が動くという事は筋肉が動きます。
つまり、筋トレをする事は関節を動かす訓練だと思います。
関節を動かす中で負荷をかけることで筋肉が鍛えられ、筋力がついてきます。
筋トレを始めて膝の痛みがよくなる場合
今まで動かしていなかった関節を動かした事で
膝の周りの筋肉が柔らかくなったり、筋力がつくことで関節が安定するからなのかと思います。
筋トレをしてるのに膝の痛みが良くならない場合
関節を正しく動かせていないことや関節を最大限に動かしていない可能性が高いです。
筋トレは関節を正しく動かして筋肉に負荷をかける事なので
正しく動かせていないと、筋肉に負荷がかからず、関節に負荷がかかってしまうのです。
膝の痛みでお悩みの方はリハビリしましょう。筋力をつけましょう。
と良く言われたことがあると思いますが
正しく関節を、最大限に動かしましょうとは言われた事は少ないかと思います。
筋トレをするから筋力がつくのではなく、関節を正しく動かすから筋力がつくのです。
関節が動いていなければ筋力はつきません。
膝の痛みを良くするまず第1歩は関節を正しく、最大限に動かす事です。
関節には関節可動域と呼ばれる、目安の指標があります。
膝の関節でいえば、膝を曲げたときにかかとがお尻につくこと。
膝を伸ばして仰向けになった時に膝の裏がベッドにつくこと。
すで関節可動域がに上記に達しているなら徐々に負荷をあげて、痛みのない範囲で筋力トレーニングをしたらいいです。
でもその前に関節が動かす事が出来ていなければ
まずは、関節を動かす運動から始めると痛みの改善に繋がるのかなと思っています。
膝が痛い方は痛くて、関節が動きにくいので
筋肉をほぐして、動きやすくするところから始めるのが大事になります。
膝の痛みを良くする為には正しい順番でリハビリ、筋トレをしていくと
膝の痛みは良くなると思いますよ!