膝の痛みを良くする為に毎日頑張って運動しているけれどなかなか思った効果が出ない事ありますよね。
ウォーキングをしましょう
スクワットしましょう
大腿四頭筋を鍛えましょう
などなど言われた事もあるかと思います。
では、なぜ効果が出ないのでしょう?
もしかしたら、その運動を意味もなくただ回数を重ねているだけになってはいないでしょうか?
当院に来られるお客様も
大腿四頭筋訓練の足上げを1日100回もしてるのに筋力がつきませんとお悩みの方がいます。
少しアドバイスするとおもりもつけていないのに
10回も足が上げられません、。
つまり、正しいやり方ではなく簡単な方法で回数だけを増やしているのです。
このやり方だと筋肉には刺激が入らないので筋肉はつきません。
まず現在、行っている運動は何処に効果があるのかを意識する事が大事です。
今すぐできる簡単なポイントをアドバイスしていきますのでご参考になれればと思います。
運動する上で大事なポイント①
どこの筋肉を鍛えたいか?を理解する事
例えば太ももの筋肉を鍛えたい場合
行うトレーニングはパテラセッティングという運動や足上げ運動(レッグエクステンション)になります。
下記の図で確認しましょう。
パテラセッティングの場合
足上げ運動(レッグエクステンション)の場合
この時、どこに力が入っているのかを
手で触ってみましょう。
硬くなる部位は、ももの内側(赤い〇のところ)です。
硬くなってる。
力が入ってる。
と目で見たり、手で触る事で鍛えている所がわかります。
あとは、他のトレーニングも同じように手で触ったり、目でみたりするといいです。
運動することで大事なポイント②
最大限に関節の可動域を動かす事です。
これはとても大事です。
筋肉は最大限に収縮や伸長する事で鍛えられます。
関節が動く範囲が狭くては鍛えられる筋肉量も減ります。
筋力が落ちている所は普段使っていないところなので
普段使わない範囲まで動かないと鍛えられません。
早く動かすのではなく、大きく、ゆっくり動かす事が大事です。
ただし、痛みがない範囲で行いましょう。
膝の痛みがある場合は無理して動かすと悪化することもありますので注意しましょう
まとめ
現在運動をしているけれど効果がない方は今回のアドバイスを頭の片隅に入るといいかなと思います!
鍛えたい筋肉を意識する事
関節可動域を最大限に動かす事
この二つを意識して、取り組んでみてはいかがでしょうか。