膝に痛みを感じる時、あなたのお膝は内側が痛みますか?
それとも外側に痛みがありますか?
膝に痛みが出る原因の一つとして膝の変形が関係しています。
O脚、X脚などという言葉を聞いたことがあると思います。
膝の形が変形することで、膝への負担が増えていきます。
今回は膝の痛みの原因の一つである膝の変形について説明していきます。
目次
膝の形とは
膝の形には大きく分けて3種類あります。
O脚、X脚、XO脚という種類があります。
膝の変形チェック
今からセルフチェックをしてみましょう
【方法】
➀つま先と両足の内踝を揃えてまっすぐ立ちます。
②この時につま先、両内踝、両膝がくっついていれば正常です。
両膝の隙間が指2本分以上空いている場合はO脚です。
両膝はくっつくが両内踝がくっつかない場合はX脚です。
両膝はくっつくが両ふくらはぎが開いている場合はXO脚です。
いかがでしたでしょうか?
膝の変形によって対処方法も変わっていきますので、まず自分自身の膝の形が何かを知ることが大事です!
膝の変形は何で評価される?
先程は簡単なセルフチェックで膝の形を評価していきましたが
実際、病院ではレントゲン診断で評価します。
FTA角度はご存知でしょうか?
この角度は下肢を正面から見た時の大腿骨長軸と脛骨長軸から形成される角度です。
正常は176度と言われています。
それよりも増大していくとO脚、減少していくとX脚と診断されます。
O脚の特徴
日本人の約8、9割の方がO脚と言われています。生活習慣でO脚になりやすいのです。
O脚になることで様々な特徴があるので紹介します。
・膝の内側に痛みが出やすい
・膝がまっすぐに伸びにくくなる(仰向けに寝ると膝の裏が下につかない、浮いてしまう)
・腰痛が起こりやすい
・猫背
・くつの外側がすれやすい
・ガニ股
・歩いているときすねの筋肉が痛くなりやすい
・下半身が太く見られやすくなる
X脚の特徴
X脚になることで様々な特徴があるので紹介します。
・膝の外側が痛くなりやすい
・腸脛靭帯炎になりやすい
・外反拇指になりやすい
・ふくらはぎがむくみやすい
・内股になり、股ズレも起こりやすい
・反り腰になりやすい
XO脚の特徴
実は日本人に一番多い膝の形なんです!
原因は?
4つの問題があると考えています
- 骨盤の位置(前傾・後傾)の影響によるアライメント不良
- 下腿の捻じれ
- 股関節周辺の柔軟性不足
- 筋力不足(殿筋)
膝の変形は治るの?(O脚の場合)
変形の状態によって改善も見込めます。
またチェック方法もあります。
このチェック方法で膝の位置が変わればその分改善できます。
【方法】
➀つま先と両内踝をくっつけて立ちます
②お尻の穴を塞ぐように力を入れましょう。
※②をできる限り力を入れるのがポイントです。
この時に両膝の隙間が減っていれば改善できます!
なぜかというと・・・
お尻(大殿筋、梨状筋)の筋力不足なんです。
普段意識をしていない分筋力が落ちているということになります。
このチェック方法で変化がない場合は難しいと思います。
骨格の影響なのか、筋肉の影響なのかによってアプローチが変わります。
また、病院に行くと、変形を治すために骨切り術と呼ばれる外科的手術があります。
お尻を鍛えるトレーニング
お尻を鍛える運動を紹介します。
まとめ
膝の痛みで困っている方や膝の形で困っている方、まず自分自身の膝がO脚なのかを知ることが一番大切です。
また今以上に変形を進まさないように運動やストレッチをすることも大事です。
HP:横浜ひざ整体院
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