膝が腫れているときは水を抜くといいの?

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膝に痛みがあるとお皿の上の方が腫れてくることがあります。

腫れていると、膝が重いと感じたり、膝を曲げると突っ張ったりしてきます。

整形外科に行くと、水を抜いてもらい楽になり、膝も曲がりやすくなります。

しかし、また時間がたつと膝が腫れてきます。

痛い→腫れる→水が溜まる→水を抜く→痛くなる→・・・のようなサイクルになってしまう方がとても多いです。

よく水を抜くと癖になりますか?と聞かれることが多いですが

これは癖になりません。

水を抜くことは対処方法であり

根本的な改善ではありませんので、原因を解決しないでいると水が溜まって、抜く事の繰り返しになっていきます。

膝が腫れることでお悩みの方はしっかり原因を知り、解決することが大事になります。

考えられる原因について紹介します。

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原因① 構造的な問題

事故や、怪我などで半月板を損傷した、靭帯を損傷してしまった、骨折してしまったような場合は関節に構造的な問題がありますので、治療が必要になります。

治療を行い、関節への負担がかからなければ腫れはなくなります。

原因② 変形性膝関節

40代以降の方に起こりやすい症状です。

加齢とともに軟骨がすり減り、半月板が損傷し、関節が変形していく症状です。

すり減った軟骨が滑膜を傷つけ炎症が起こることで関節液が増えていき、水が溜まっていきます。

原因③ オーバーワーク

若い年代に多いです。仕事や運動で膝を使いすぎてしまうと、膝の関節に負担がかかる事で腫れやすくなります。

恐らくこの場合は膝に痛みを感じながら活動(仕事・運動)していると思います。

休日では腫れず、仕事や運動の時に腫れてしまう場合は活動量の調整が必要かもしれません。

時々、休憩を挟むなどしていく必要があります。

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原因④ 筋力不足

筋力不足により、関節が安定しないと、関節への負担が増え腫れやすくなります。

適度な運動を行い、筋力をつけることで関節への負担を減らすことが必要です。

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対策①

腫れているときは、なかなか運動することも難しいと思いますので

まずは炎症を抑える事を優先しましょう。

腫れていて、熱感がある場合は、アイシングしましょう。

腫れている部分に氷水を当てて、足を高く上げて15分程冷やしましょう。

対策②

腫れていて、熱感がない場合は血流を良くしてあげましょう。

膝の周りの筋肉の柔軟性を上げるようにストレッチをこまめに行いましょう。

少しでも、膝が動かしやすくなったら、徐々に負荷のかからない運動を行い

関節を安定させる筋力をつけていきましょう。

まとめ

腫れていると何をしたらいいかわからない方が多いと思いますが

きちんと対処することで、腫れは減っていきます。

しかし、3週間以上腫れが引かない場合は関節の中で問題が起きている可能性がありますので

整形外科へ受診することをお勧めします。

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