膝が痛くてしゃがみ込みができなくてお悩みの方は多いのではないでしょうか。
普段の生活で何気ない動作で痛みを感じるのは不自由ですし、ストレスが溜まりますよね。
膝が痛くてしゃがめない原因にはいくつかありますが膝の関節以外の原因もあります。
今回は膝が痛くてしゃがむことができない原因について考えたいと思います。
膝が原因なのか?
しゃがみ込み動作で膝が痛いけれど膝が原因ではない事もあります。
簡単に確認できる方法があります。
確認方法
長座で座ってみましょう。
その状態で膝をまげていきます。
膝を曲げた時にかかとがお尻につきますか?
かかとがお尻につかない場合
かかとがお尻につかない場合は膝に原因があります。
また、かかとがお尻につかない場合、膝に痛みがあるかないかの確認もしましょう。
痛みがある場合
変形性膝関節症や膝の疾患の可能性があります。
この場合はしゃがみ込むこと意外にも
歩いたり、階段昇降だったり、日常生活に何らかの支障があるのではないでしょうか。
痛みがない場合
膝周りの筋肉の硬さが関係しています。
特に大腿四頭筋(大腿部の前面)や大腿筋膜張筋(大腿部外側)の柔軟性(伸張性)が低下すると
膝が曲げづらくなっていきます。
この場合はストレッチやマッサージをすると膝が曲がりやすくなります。
かかとがお尻につく場合
この場合は膝の可動域は十分に確保出来ているので膝以外の関節の可動域が低下していることが多いです。
特に関係してくる関節は、足首の関節です。
しゃがみ込みをする際は足首の可動域が30度以上曲がる必要があります。
確認方法
しゃがむ動作をします。
この時にかかとが床から離れている場合は足首の柔軟性が低下しています。
この場合は、足首が曲がらない事で膝の関節で代償をとってる可能性があるので膝に痛みがでてきます。
検査をまとめてみると
足首の柔軟性が大事
足首の関節可動域が向上すると、膝にかかる負担が減っていきますので、関節や筋肉をほぐしたり、足首のエクササイズをしましょう。
足首が硬くなる筋肉
前脛骨筋や腓骨筋です。
この2つの筋肉は硬くなりやすいです。
足首のエクササイズ
足首を上に持ち上げる動作(背屈)をしていきます。
ふくらはぎのストレッチ
ふくらはぎには腓腹筋(内側と外側)とヒラメ筋の2種類があります。
膝を伸ばすのと、曲げて伸ばす方法がありますので紹介します。
ふくらはぎ(腓腹筋)のストレッチです。
ふくらはぎ(ヒラメ筋)のストレッチ
まとめ
足首の関節の動きを良くしたらしゃがめる方も多くいます。
痛みがあると痛い所が原因だと思ってしまいますが、違うところにも原因があります。
今回は足首の関節について紹介をしていきました。
足首の関節の動きをよくしてしゃがむ動作が不自由なく出来るといいですね。