膝が痛いと日常生活の行動に影響し、仕事や趣味などに支障をきたすことがありますよね。
普段、何気ない行動が膝に負担をかけている可能性もあります。
今回は、日常生活で気をつけたい行動について紹介していきますので、
当てはまることがあれば、日常生活で注意してみましょう。
たくさん歩いてしまう
歩く事で、筋力をつけています!という方もいらっしゃるかと思いますが
歩いても筋力はつきません!
歩く事は、全身運動であり、心肺機能の向上や体力強化が効果です。
歩く事は健康にいいことです。
しかし、歩数が多ければ膝に負担がかかります。
膝の痛みを我慢して歩いたり、歩いた後に膝が痛くなってしまうと、膝の痛みが悪化したり、
足首や、腰痛になる可能性もあります。
歩く場合は、痛みのない範囲で歩くといいです。
重いものを持つ
膝が痛い方が重いものを持つことは良くないです。
膝は荷重関節なので、全身の体重が膝にかかってしまいます。
本来、体重の約3倍が膝にかかると言われています。
重いものを持つと、その分体重が増えてしまうので、膝の負担も増えていきます。
重いものを持つことはできるだけ控えるようにしましょう。
正座をする
正座は日本の文化であり、行事ごとで行う機会がありますが、膝には良くないです。
膝を深く曲げ、そこに体重がかかるので膝への負担になります。
最近では、正座をする機会が減っていると思いますが、できる限り、椅子を使うようにしましょう。
階段をたくさん使う
筋力トレーニングのつもりで階段を使用する方もいらっしゃいますが、階段も膝の負担がかかります。
階段の上り、下りで体重6~7倍膝に体重がかかります。
体重が50㎏の方だと、300~350㎏も膝に負担がかかります。
階段を使う機会があるのであれば、膝に負担がかからない上り方や降り方をしましょう。
またエスカレーターやエレベーターを使うことをお勧めします。
体重が増えてしまう
みなさんもご存知だと思いますが、体重が増えてしまう事は、膝には良くないです。
体重が重ければ重いほど膝の関節にストレスがかかります。
バランスの良い食事を心がけて体重を増やさないようにしましょう。
革靴・ヒールを履く
靴の問題も膝には関係があります。
お仕事や、お出かけで革靴やヒールを履く機会があると思いますが、安定性の良くない靴を履くと、
身体のバランスが不安定になります。その状態で歩くと、膝への負担が増えます。
出来るだけクッション性の高い、安定した靴を選ぶようにしましょう。
まとめ
膝の痛みは日常生活で無意識に行っている行動で悪化している可能性もあります。
膝の痛みでお困りの方、一度日常生活で何が膝に負担をかけているか見つけてみてはいかがでしょうか。