変形性膝関節症の方に多い!膝の下の痛みとは

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変形性膝関節症の方に多い痛みが出る場所は膝の内側に出る事が多いです。

なぜなら、軟骨がすり減り、徐々に半月板に負担がかかり

膝の形が徐々にO脚になっていくことでの

内側へのストレスが原因だからです。

しかし、実際は内側の痛みだけではなく膝の下側にも痛みを訴える方がかなり多いです。

下側には半月板はないのにどうしてでしょうか?

それは、変形性膝関節症によって膝の関節が硬くなっている事によっての代償の痛みの可能性があります。

今回は膝の下の痛みに関係する原因を2つお話をしていきたいと思います。

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膝の下側が痛む原因① 膝蓋腱炎の可能性

膝蓋腱とは膝蓋骨(膝のお皿)の下と脛骨粗面を結ぶ腱です。

この部分に痛みが出る時は膝を曲げたときに痛みが出る事が多いです。

膝の下側が痛む原因② 膝蓋下脂肪体炎の可能性

膝蓋下脂肪体とは膝のお皿の下にあり、伸びたり縮んだりして膝の関節の曲げ伸ばしを円滑にする役割がある脂肪組織です。

膝関節の拘縮の評価と運動療法より引用と作図

膝の下の痛みの要因としはかなり多い印象です。

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膝の下の痛みの見分け方

見分け方として
膝の下の痛い場所を指で押します。その状態で膝を曲げた状態で痛くて膝が伸びた状態では痛くなければ
膝蓋腱炎の可能性があります。
その際は、オーバーユースで筋肉が硬くなっていることが多いので大腿四頭筋のストレッチが必要です。

反対に膝を曲げた状態では痛みなくて
膝を伸ばした状態で痛い場合は膝蓋下脂肪体が痛みを起こしている可能性がありますので膝蓋下脂肪体のところをほぐしてあげることが必要です。

ほぐしても良くならない場合は
膝裏のストレッチやお皿を動かすこと。
またタオルを膝の下に置いてつぶす運動(セッティング)をし、お皿の柔軟性をあげていく事も必要になっていきます。
また、猫背によって膝が伸びなくてももの前が硬くなり痛みが出ている事もあります。

椅子に座ってできる膝を伸ばすストレッチ方法

膝の下に痛みが出やすい方の特徴

膝がしっかり伸びない方

膝を完全に曲げる事が出来ない方

変形性膝関節症でO脚が進行している方

まとめ

膝下の痛みであっても怪我や事故でなく慢性的な痛みの場合は

膝の関節の柔軟性を取り戻す事

膝蓋骨(お皿)の柔軟性を取り戻す事

身体のバランスを整える事

膝に負担がかからないように筋力をつけていく事

これらを行っていくことが痛みを改善する為に必要なことだと思います!

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