
「階段を上るのは大丈夫なのに、下りると膝が痛い」。「階段を下りるときだけ、膝にズキッと痛みが出る」。このような悩みは、50代・60代の方からよく聞くお悩みのひとつです。
階段の上り下りは同じ「階段」という動作ですが、膝に求められる働きは少し違います。では、なぜ階段を下りるときに膝が痛くなりやすいのでしょうか?
目次
階段を下りるとき、膝には大きな仕事があります
階段を下りるときは、体が前方・下方へ移動します。そのまま膝を伸ばしてしまうと、体がドンと落ちてしまうため、膝を曲げながらゆっくり体を支える必要があります。
このときに重要になるのが、太ももの筋肉を中心とした「ブレーキ」の働きです。つまり、階段を下りる=膝を曲げながら体重を支える動作、ということです.
階段を下りるときに膝が痛む3つのポイント
① 太ももの筋力だけが問題とは限りません
「階段を下りると痛いから、太ももの筋肉を鍛えればいい」と考える方もいるかもしれません。もちろん筋力は大切です。しかし、痛みがある状態で単純に筋トレを増やせばいいとは限りません。
膝が腫れている。膝を十分に曲げられない。膝を伸ばしきれない。お皿の動きが小さい。このような状態では、まず膝まわりの動きを確認することも大切です。
② 「膝の曲がり方」に問題があることも
階段を下りるときには、膝をしっかり曲げながら体を支える必要があります。ところが、「膝が曲がりにくい」「膝を曲げると途中で引っかかる感じがする」「左右で膝の動きが違う」という場合、膝にかかる負担が偏っている可能性があります。
膝そのものだけではなく、股関節や足首など、脚全体の動きも関係します。
③ 姿勢や足の着き方も関係します
階段を下りるとき、「体が後ろに残っている」「膝が内側に入りやすい」「足を着く位置が毎回違う」など、体の使い方にクセがあると、膝にかかる負担が変わることがあります。
そのため、「膝が痛い=膝だけを見る」ではなく、姿勢・股関節・膝・足首・筋力・動き方を一緒に確認することが大切です。
「階段を下りると痛い」は、膝からのサインかもしれません
ここまで読んで、「そういえば、私も階段を下りるときだけ痛い」「上りは平気だけど、下りは手すりが必要」「階段を下りるのが怖くなってきた」。そんなことはありませんか?
もしそうなら、単純に「年齢のせい」と決めつけなくてもいいかもしれません。膝がどのように動いているのか。どこで負担が増えているのか。筋力は十分なのか。膝だけではなく、股関節や足首はしっかり動いているのか。こうした部分を一つずつ確認することで、今の膝の状態を整理することができます。
痛みがあるなら、まず「なぜ痛いのか」を確認してみましょう
膝の痛みは、同じ「階段で痛い」という症状でも、人によって原因や状態が違います。だからこそ、「とりあえず筋トレ」「とりあえずストレッチ」だけではなく、自分の膝は、なぜ階段を下りると痛むのか?を考えてみることが大切です。
横浜ひざ整体院では、膝の痛みだけを見るのではなく、膝がどのくらい曲がるのか、膝がしっかり伸びるのか、お皿が動いているのか、股関節や足首は動いているのか、姿勢や歩き方に負担がないか、筋力が十分に使えているか、などを確認しながら、今の状態を整理していきます。
「階段を下りると膝が痛いけど、病院に行くほどなのかな?」「年齢のせいだと思っていたけど、一度見てもらいたい」。そんな方も、まずはご自身の膝の状態を知るところから始めてみてください。
階段を下りることがつらくなってきた。でも、これからも自分の足で歩いていきたい。そう感じている方は、横浜ひざ整体院に一度ご相談ください。
※膝の痛みにはさまざまな原因があります。強い痛み、急な腫れ、外傷後の痛み、発熱を伴う場合などは、まず医療機関への受診をご検討ください。
