膝の痛みを良くするには「お皿が動くこと」が大切な理由

この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

こんにちは!

横浜ひざ整体院の佐々木です。

私が毎回確認している部位があります。

それは、

「膝のお皿は、ちゃんと動いているか?」

です。

「お皿なんて動くの?」

と思われるかもしれませんが、

膝のお皿(膝蓋骨)は、膝を曲げたり伸ばしたりするときに、上下・左右へある程度動きます。

そして、この「お皿が動く」ということが、膝をスムーズに動かすためにとても大切なんです。

膝のお皿は「滑車」のような役割をしている

膝のお皿は、医学的には「膝蓋骨(しつがいこつ)」と呼ばれます。

太ももの前には「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」という大きな筋肉があります。

この筋肉は、膝を伸ばすために重要な筋肉です。

大腿四頭筋は膝のお皿を介して、すねの骨につながっています。

簡単にイメージすると、

太ももの筋肉

↓

膝のお皿

↓

すね

という構造です。

ここで重要なのが、膝のお皿の役割です。

膝のお皿は、いわば「滑車(かっしゃ)」のような働きをしています。

滑車というのは、重いものを動かすときに、力を効率よく伝えるためのものです。

膝のお皿も同じように、大腿四頭筋の力を効率よく膝に伝えながら、膝の曲げ伸ばしをスムーズにする役割があります。

お皿が動かないと、膝がスムーズに動きにくくなる

正常な膝では、膝を曲げたり伸ばしたりすると、お皿も一緒に動きます。

ところが、

・膝の痛みが長く続いている

・膝を動かす機会が減っている

・手術後やケガのあと

・膝の周りが硬くなっている

などによって、お皿の動きが悪くなることがあります。

すると、

「膝を曲げたいのに、なんとなく動かしにくい」

「膝を伸ばすときに引っかかる感じがする」

「階段や立ち上がりで膝がつらい」

といったことにつながる場合があります。

もちろん、膝の痛みの原因は一つではありません。変形性膝関節症や半月板、靭帯、筋肉など、さまざまな原因が考えられます。

ただ、膝の動きを考えるうえで、「お皿がスムーズに動くか」は大切なチェックポイントの一つです。

「動かないのに鍛える」は注意が必要

膝が痛いと、

「筋肉が弱いからだ!」

と思って、すぐに筋トレを始める方もいます。

筋肉を鍛えることは大切です。

特に大腿四頭筋は、膝を支えるうえで重要な筋肉です。

しかし、お皿の動きが悪い状態で、いきなり強いトレーニングをすることには注意が必要です。

膝の周りが硬く、お皿がスムーズに動いていない状態で、スクワットや膝伸ばし運動などを頑張りすぎる。

すると、膝を動かすたびに、お皿の周辺に余計な負担がかかってしまうことがあります。

その結果、

「膝を良くするために運動しているのに、膝のお皿の周りが痛くなってきた」

ということもあります。

だからこそ、

「鍛える前に、動く状態をつくる」

という考え方も大切です。

膝は「曲がる・伸びる」だけではない

膝を良くするというと、

「膝が何度まで曲がるか」

「膝がしっかり伸びるか」

ということに目が行きがちです。

もちろん、これは非常に大切です。

しかし、もう一つ忘れてはいけないのが、

「膝のお皿がスムーズに動くか」

です。

膝を曲げる。

↓

膝のお皿も適切に動く。

↓

大腿四頭筋がスムーズに働く。

↓

膝を伸ばす。

この一連の動きがスムーズだからこそ、歩く・立つ・階段を上るといった日常動作が行いやすくなります。

つまり、「膝を動かすために、お皿も動いている」ということです。

まずは「動かせる膝」をつくる

膝の痛みを改善していくとき、

「筋肉を鍛えなければ!」

と焦る必要はありません。

まずは、

①膝が伸びる

②膝が曲がる

③お皿がスムーズに動く

この3つを確認してみましょう。

そして、そのうえで筋肉を鍛えていく。

この順番を意識することが大切です。

特に50〜60代になると、

「昔は普通にできていたことが、少しずつやりにくくなってきた」という変化が出てきます。

膝も同じです。

痛みを我慢して動かさないでいると、膝周りがさらに硬くなり、動かしにくくなることがあります。

だからといって、痛みを我慢して無理に運動する必要もありません。

大切なのは、「動かないから無理に鍛える」のではなく、「動きやすい状態をつくってから鍛える」こと。

膝のお皿も、そのために大切なポイントの一つです。

「膝を良くしたいなら、筋肉を鍛えるだけではなく、まず膝そのものが動きやすい状態なのかを確認する」

「筋トレを頑張る前に、まず自分のお皿はちゃんと動いているかな?」

という視点を持ってみましょう!

フォローお願いします

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました